私学の安全対策
横浜雙葉小学校
@.当日の対応
校内にいた児童150名を中庭に集め、揺れが収まるのを待って教室待機。緊急引取りを一斉送信し、90名が帰宅。帰宅困難者は学校で泊まることとなる。災害対策用ブランケットを支給。食事はアルファ米(湯を入れると10分ほどで炊き込みご飯となる。)、缶詰(いずれも備蓄)、パン、おにぎりを提供。夜中より翌朝にかけ60名全員が、無事に帰宅した。
当日は午前授業で、幸い多くの児童は帰宅していた。2〜3名が途中で地震に遭遇したが、自力で歩いて帰った。
A.翌日からの対応・連絡
6年(卒業生)は日程を変更し6年だけの卒業式を実施した。在校生は修了式はせずに、事実上春休みとなる。日程を変更し、保護者同伴で通信票、物品引取りを実施。
「こども安全連絡網」(フェアキャスト)で、その都度送信し、保護者が心配しないよう配慮した。
B.保護者を最も安心させた対応
食べ物、寝る場所などが確保されたこと。
24時間体制の受付や、児童の相手、世話などの教員の対応。
その都度、情報の伝達を行ったこと。
C.安全対策について
教員、保護者による登下校指導の徹底。
警備員の立哨、複数体制。
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