横浜英和小学校|富士チャイルドアカデミー

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私学の安全対策

横浜英和小学校

@.当日の対応

当日は、全校児童は短縮授業のため1時40分以前に下校。
 通学時間は1時間以内の児童がほとんどなので、下校途中の児童はいないと判断。事実、親からの問い合わせはなかった。

6年生1クラスと5年生2クラスが居残っていた。

地震発生時は避難訓練と同様に「机の下に潜る」、地震が収まったら「校庭に集合」「点呼を取る」この繰り返し。同時に地震に関する情報をテレビ・インターネット等で収集。交通機関の様子を把握する。

メールで6年の1クラス、5年の2クラスに対して児童の安全を発信する。交通機関不通のため、下校の対策を練る。徒歩通学者に関しては、方面別に教師が引率して下校。地下鉄・バスなどを利用する児童は 学校にとめおき、家庭に対してメールでお迎え依頼を発信する。
順次お迎えに来た保護者に、児童を引き渡した。

交通機関の回復も見込めないことが判明。残留児童を、翌日まで学校に留め置く手はずを整える。お迎えが遅くなりそうなので、食料調達の手配をする。先生たちに食材の買い物をお願いして、夕食の準備を進める。

夕食を学校で取る児童は36名。夕食は非常食ではなく、温かい食べ物を家庭科室で作って(カレー)子ども達に食べさせた。

徒歩で帰れる児童を自宅まで送ったが、児童の住む地域が停電。保護者も東京方面から戻れないことが分った。姉と妹2人を学校に引き取る。

夜中の2時、3時まで迎えに来た保護者に児童を引き渡す。翌朝まで学校にとどまった児童は4人。

A.翌日からの対応・連絡

  • 3月12日(土) 朝まで学校にとどまった児童を保護者に引き渡す。(保護者が東京方面から自宅に戻るのが朝になったため。)
  • 13日(日) 14日(月)からの対応について協議し、とりあえず3月14日(月)は臨時休校とし、その旨をメールで各家庭に連絡する。(13日午後)
  • 14日(月) 教員は出勤し、翌日からの対策・方針を検討。15日・16日は臨時休校。16日に予定されていた卒業式を17日に変更して実施。18日の終業日は、全員による終業式を行わないで、児童の評価、荷物を当日の午前中に保護者と一緒に取りに来る。(交通機関の運行に、よい見通しが持てないため。)
  • 以上の内容を各家庭にメールで配信する。(14日午前)

B.保護者を最も安心させた対応

保護者が自宅に戻れない、その上その自宅付近が停電した家庭の姉妹2人を学校に引き取って朝まで預かったことに対して、父親から深く感謝された。

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