校長インタビュー
森村学園初等部 校長 田川信之先生
平成31年度、即ち令和元年に森村学園初等部の新校長となられた、田川信之先生。3月までは教頭職と2年生の担任を兼務されていらっしゃいました。1男1女のお父様です。
田川先生の専攻は生物学、前校長の小栗先生が物理専攻で先輩、後輩の間柄だそうです。生物の中でも昆虫の研究がご専門で、黒蟻の調査のために100匹の黒蟻にペイントマークをしたご経験が有り、その際、「蟻でさえ100匹全て違う、一人一人皆違う」と思われたことがご自身の教育の出発点です、と仰るそんな田川新校長先生にお話を伺いました。
■本日は新年度でご多忙のところ、校長インタビューの時間をお取りいただきありがとうございます。校長先生に就任されて、一番「大変だな」と思われることと、一番「良かったな」と思えることを教えて下さい。
一番大変なのは、4月なのでまだ仕方が無いのですが、校長の仕事像の全体が見えないことです。
一番良かったことは、空いている時間に色々なクラスの授業を見に行けるので、子どもたちの様子や教員の頑張りが直接分かることです。今まではなかなかそのような時間は取れませんでした。
■長年、担任として授業を受け持たれていらしたことと思います。授業が出来なくなることは寂しいのではないでしょうか。校長先生になられても受け持たれる授業はありますか。
全クラスの算数の授業を順次回ります。1.2年生の「言語技術教育」の授業も担当します。
また、時には「飛び込み」で授業をさせてもらいたいと思っております。授業で子どもと触れ合う機会はかなり持てそうです。
■先生からご覧になって「森村っ子」の最も自慢できるところはどこでしょうか。
自分たちで何でもやりたがること。行事などを自分たちで作り上げる力が育っていることだと思います。
■ここからは先生への個人的な質問になります。生物専攻、特に昆虫の研究がご専門と伺いました。先生にとりまして最も興味深く魅力的な昆虫はなんですか。どこが魅力的でしょうか。
甲虫類(クワガタ、カナブンなど)やハンミョウなどの光り輝く美しさ・・・かな?
■愛読書を教えていただけますか。
数学者:岡潔の「春宵十話」「風蘭」です。
簡潔なお答えをいただきました。昆虫についての疑問、質問は何でもお答えいただけそうです。今後とも何卒よろしくお願いいたします。本日はお忙しい中、校長インタビューにお答え頂きありがとうございました。
—インタビュアーつくし野教室担当 木島えり子—
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