コラム
日常生活の中で出来る受験対策の工夫
小学校受験では、日常生活の中で様々なことに触れ、その実際の体験を通して、自分で考えられる力が求められています。想定外の質問にも自分の体験から答えを見つけ出せるようにするために、幼児教室に通うだけでなく、ご家庭でも出来る受験対策には以下のようなものがあります。
まずは何事も一人でやらせてみる
小学校受験のペーパーテストには、数量や図形、言語などの他に、季節の行事や物の原材料、植物の名称、電車でのマナーといった一般常識が出題されることがあります。こうした問題は本や言葉で教えるよりも、実際に見たり体感したりするほうが、覚えやすく忘れにくいです。
例えば、スーパーではなく商店街に行き、どういったお店にどのような食材が売っているのかを見せてみましょう。また、日頃から料理のお手伝いをさせて食材の名前や切り口の形を教えたり、料理を取り分けさせるのもおすすめです。他にも、自分の洋服は自分で畳ませる、お出掛けの計画を立てさせるなど、なんでも一人でやらせてみて下さい。
時間がかかったり失敗したりすることもありますが、根気強く見守ってあげることで、基礎学力だけでなく、やれば出来るという「達成感」と「自信」を身につけることにも繋がります。これらの体験を丁寧な言葉かけと共に行うことがポイントです。
ルールやマナーは「なぜ?」まで教える
小学校受験では、元気に挨拶が出来るかどうか、きちんとマナーを身につけているかどうかも重視されます。ところが、これらは頭だけで理解していても、実際にやらせてみると出来ないことがあります。それは、日頃からただ「挨拶をしなさい」「お礼を言いなさい」「ルールを守りなさい」としか言われておらず、「なぜ挨拶をするのか?」「なぜお礼を言うのか?」「なぜルールを守るのか?」という理由を、子どもがきちんと理解していないからと考えられます。
ご飯を食べる時に「いただきます」と言うのはなぜなのか、人から親切にしてもらった時に「ありがとう」と言うのはなぜなのか、どうしてバスや電車に乗る時にルールを守るのかなど、ルールやマナーを守る「理由」まで教えてあげることが大切です。この時、子どもに「なぜだと思う?」と問いかけても良いでしょう。
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