二子玉川教室からのお知らせ
6月の絵画造形コース
6月1回目のテーマは
「ジャングル」
共同制作です。
11月に開講した小学校受験のための絵画造形コースも、あと8回を残すのみとなりました。
「木を描く」から始まった授業で、各季節に咲く草花、人物、動物、乗り物、紙工作、入試でどのような課題が出ても慌てず、自信を持って描ける基本を身に付けたところでいよいよ実践に向けて、多くの体験を積ませたいと思います。
「皆さんは、ジャングルってどんなところだか知っていますか?ジャングルにはどのような動物がいるでしょうか。」
「ライオン?」
「そうねぇ、ライオンはアフリカのサバンナにいるかな。広くて遠くまで見渡せるようなところね。」
「ゴリラ?」
「そうですね、ゴリラはジャングルにきっといますね。」
「リス?」
「リスは森の中かしらね。」
子ども達と話しながら、ジャングルのイメージを作ります。
ジャングルのイメージを膨らませるために、「エルマーのぼうけん」の動物島の一節の読み聞かせをしました。子供たちは、膨らむ期待と少し怖いのでしょうか。どの子も真剣なまなざしで、一言も聞き逃すまいという気迫が伝わってきます。
「ジャングルの中を歩くのは、それは大変なことでした。ねちねちしたシダのはっぱが、エルマーの髪にくっつきました。また、エルマーは、木の根や、くさって倒れた木になんかいもつまづきました。それから木がからみ合っているところは、くぐり抜けることができなくて、ずっと回り道をしなければなりませんでした。」
イメージが膨らんだところで、ジャングルに生えている木を作ります。新聞紙を丸めて、細く長くねじって、そして長くぐにゃぐにゃの枝や根っこを表現します。
長く丸めた新聞紙は1人では貼れません。「ここ持っててくれる?」「私がここを押さえるからとめてね。」「ありがとう。」少しずつ声の掛け方も上手になり、協力の意味もわかってくると同時にジャングルの世界に引き込まれていきます。
木が出来たところで、次の課題です。
「ジャングルには今まで見たこともないお花や聞いたこともない鳴き声の鳥や生き物がいるはずです。考えて描きましょう。」今までの教えてもらって描くことから、自分で考え想像して描くにステップアップです。上手に描けたかより、自分で考えて想像力を発揮しながら楽しんで描けることが大切な課題です。こうして全員で力を合わせて作った見事なジャングルが二子玉川教室に出現しました。
今回は、お友達と協力して1つの作品を完成させるために必要なことは何かを学びました。
「今、何を手伝えばいいのかな?」「お友達の話を最後まできちんと聞くって?」「お友達にわかってもらえる話し方とは?」などを体験していきます。
今後は、このような体験を絵画造形コースだけでなく、通常の4名1クラスの授業や夏期講習、学校別コースなどでも行ってまいります。
梅雨が終わると夏期講習、そのあとも実践力を身につけるための授業が続きます。
体調を整え、「やれることは全てやった」と自信を持って本番に臨めるような準備をしていきましょう。
教室の情報はこちら
教室名 | 住所 | 電話 | アクセス |
二子玉川教室 |
158-0094 世田谷区玉川3-6-13 新倉ビル 4F・5F |
03-3707-7773 | 二子玉川駅から徒歩1分 |
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