小学校受験・幼稚園受験ブログ
富士チャイ日誌
感心な洗足学園小学校の生徒さん
2021年11月26日
午後3時頃、溝の口駅から下りの田園都市線に乗りました。発車間際の急行に、洗足学園小学校の低学年の生徒さん9名と一緒にぎゅ~っと乗り込みました。一人の男子は入り口付近で本を読み始めました。後の8人、女子5人、男子3人は仲良く固まって話しています。2年生くらいでしょうか、話題は「あなたは3年生から何と呼ばれている?」です。仲良く話しているのですが、不思議なことに全然うるさくないのです。小声でうるさくならないように気を付けながら喋っています。一人の男の子が手袋を丸めて玉のようにして投げる真似をしました。「それを投げたら先生にすごく叱られるよね。」とか言いながら、投げる真似だけで本当に投げるようなことはありません。
急行なので次の鷺沼まで少し時間が掛かります。お喋りが少しだけ大きくなりました。本を読んでいた男の子が「うるさくなってきたよ」と言ったようなことを注意しました。するとまたみんなとても静かになりました。小学校低学年の子どもが8~9人集まったら普通もっと騒々しくなるのではないでしょうか。固まっておしゃべりしていて、全くうるさくならない光景に感心しました。
今年も洗足学園小学校の入試は激戦でした。入試の常識問題で毎年善悪判断のペーパーが出題されています。車内、駅のホーム、図書館など公共の場でのマナーを問う出題です。小学校の入試問題は、どのような子を合格させたいと考えているか小学校からのメッセージです。洗足学園小学校では道徳教育にも大変力を入れています。
難しい試験をクリアし、洗足学園小学校に通う生徒さんが、ペーパーの善悪判断の出題が出来るだけではなく、実際の行動が伴っているところが洗足学園小学校の凄いところだと改めて思いました。
感心しながら拝見した車内の一コマでした。
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