先輩からのアドバイス vol.2 受験コースの選択について|富士チャイルドアカデミー

  • フリーコール:0800-222-7773
  • お問合せ
  • サイトマップ

父親講座

先輩からのアドバイス vol.2 受験コースの選択について

☆vol.2 受講コースの選択について

■今回は、コースの簡単な説明が欠かせないので、長くなってしまいましたが、お付き合いください。

我が家の一番の基準は、「子供に無理のない範囲での受講」でした。たくさん受講すれば親は安心感が得られると思いましたが、もし子供が疲れてしまい、日常生活とのバランスを失ってしまえば息子らしさが無くなるのではないか、費用対効果も薄れるのではないかと考えました。

また、私たちは共働き家庭で、平日に頻繁に送り迎えをすることや休日に家族で過ごす時間が極端に制限されることについては家族みんなに無理があると考えていました。

自分たちの都合の良いように解釈したのかもしれませんが、目指す小学校では「どのような子どもが欲しいのだろう?」と何度も夫婦で話し合う中で、「作られた子ではなく、情緒の安定した子どもが欲しいのではないか」という結論に至りました。

まだ小さな子どもたちは、親が選ぶ学校への合格を目指し、どの子も一生懸命に立ち向かっていきます。その課程で、無理を強いて子供から笑顔を奪ってしまっては、合格と引き換えに子供にとって大切なものを失ってしまうのではないか。

子供にはいつもニコニコしていて欲しいものです。

子供の得意な分野には時間をかけず、苦手な分野にうまく時間を使って欲しいと思います。
何を受講するかは、志望校やご家庭のスケジュールに照らし合わせ、勇気を持って選択してください。幼児教室の先生に相談すれば、どのコースについても「受けたほうがいいですよ」と仰るでしょう。受験終了後になって考えれば、先生方の気持ちもよくわかります。
残念な結果になってしまった場合、子供が一番辛いということを先生方はよくご存じです。決して、”営業トーク”からではなく、「頑張った子供に喜びを味あわせてあげたい」というお気持ちでいっぱいなのです。

しかし、小学校受験は子供の成長の一通過点にすぎません。子供の能力を1番理解しているのは、自分たち親だと自信を持って子供に負担がかかり過ぎないよう、上手に選択して欲しいと考えます。

年中・年長受験コース

数・話の記憶・図形・推理・絵画・巧緻性など、志望校に関わらず、小学校受験に必要な知識が網羅されています。ペーパー試験がない小学校もありますが、口頭や面接などで試験される内容の学習です。このコースは必須だと思います。

毎月初めのカレンダー作りでは、下半分の表に自分で数字を書き、上半分には折り紙や絵などで季節に合った作品を作ります。月日、曜日の概念を理解するとともに、作品作りによって巧緻性を高め、
また受験知識として不可欠な行事・季節を覚えるのに役に立ちました。一見、受験に関係ないのでは?と思えるような題材でも、実は知識や技術を高められるように考えられています。

絵画造形コース

毎月2回(隔週)1.5時間で、絵の具・墨・クーピー・クレヨンなどによる絵画、粘土細工、紙やダンボールなどによる工作を行います。絵画では、1つの対象物をいろいろな方向から見る、動きを表現する、特徴をとらえてダイナミックかつ繊細に描くことなどを教わります。作品の出来・不出来よりも、物事を多角的に観察する力が付けられたことが良かったと思います。

人の絵と言えば、全員が「気を付け」をしている絵しか描かなっかた息子が、後姿や横向きで走っている姿を苦もなく描くようになりました。子供の成長にびっくりです。

受験での絵画・工作では、丁寧に要領よく作ることが必要です。また、後片付けも大事です。

志望校の試験科目になかったとしても、待ち時間に絵を描かせて、出来栄えや取り組み方を見ている学校も増えているようです。

受講してみてメリットは大きかったのですが、ご両親がきちんと研究をすれば、他の科目に比べて家で指導しやすい内容でもありますので、受講は1つの決断ポイントではないかと思います。

運動リズムコース

毎月2回(絵画造形と交互)1時間で、縄跳び・平均台・ボール遊び・鉄棒・跳び箱などを
行います。
このコースをとる目的は、先生の指示を1回で理解し、ルールを守れるようになることだと思います。
行動観察の試験では、運動・ゲームなど、子供たちが楽しんでいる間に採点が済んでしまう
ものがあります。楽しくて夢中になったり、勝ち負けに拘って、先生の指示を忘れてしまう
お子さんもいらっしゃるようです。
子供らしく楽しく参加し、かつ指示やルールを守ることがとても大事です。

このコースは同じことを繰り返して目的を習慣化していきますので、
余裕がない場合は、途中から参加しても問題ないと思います。
「本番でも普段通りにすれば大丈夫」と自信を持たせるのに必要な回数を、
お子様の個性に合わせて検討されてはいかがでしょうか。

表現力コース

子供の面接・口頭試問対策用で、何かを見て感想を答えたり、質問に答えたり、感情を表現したりする訓練をします。時間は月2回で1回1時間と短いですが、試験でもコミュニケーション能力は見られていますので、他人との会話や自己表現が苦手なお子さんにはお勧めします。
もし、お子さんが”もじもじクン”でしたら、絶対受講してください。

年長の初めのころのテスト会では、口頭面接の回答内容欄に「答えませんでした」と書かれていることが多かった”もじもじクン代表”のような息子ですが(家ではきちんと答えられていても不慣れな大人の方には無理でした)、夏ぐらいにはなんとか格好がついてきました。

学校別コース

先生方の学校別ノウハウが詰まったテキストで勉強します。
本命志望校のコースが開催されていましたら、ぜひ受講されることをお勧めします。
我が家の第1志望校はコース設定がなく、第2志望校のコースと年長コースが同じ日(午前と午後)になっていたため、「子供が疲れて能率が上がらなくなるのでは?」と考えて、受講しませんでした。
ですが、夏の学校別直前コース(第2志望校)を受講した時に、普段から受講されているお子さんたちとの差は歴然としており、あと1カ月ほどでどうやって差を詰めれば良いのかと、親子で非常に焦りを感じました。
その後の先生の手厚いご指導で合格をいただけたのは幸いでしたが、第2志望校が不合格になっていたら大変後悔していたと思います。

【運動指示】

男性の先生による普段とは違う雰囲気のご指導が、連続日程で年に数回ありました。
最終日は保護者の見学が可能です。

指示を一度に4つ5つ出し、一連の動作で実施していきます。
試験に行動観察がある場合は、ぜひ1度は受講してみてください。
わが子が指示通りに動いているか、確認ができます。

もし、「ルール違反やごまかし」をしているときは、「運動リズムコース」を受講するなどの
対策が必要だと思います。
また、「試験中、周囲のお子さんに話しかけられたら、どう対応するか?」など、
受験当日の態度に必要なエッセンスが詰まっています。

この講座で、きちんと指示通りにしようとする努力が見えるお子さん、一生懸命に取り組めるお子さんは、良い結果をもらえていたように感じました。

【夏休み以降】

夏休みのころには、夏期講習、運動指示、行動観察の日、工作の日、学校別直前講習などがあります。

問題は難しく、指導も厳しくなりますが、これを乗り越える事により、本番の問題が易しかったと子供自身が思えるまでになりました。

我が家では、親の休暇取得の都合上、夏期講習の受講を断念いたしました。

そのため、夏期講習では、問題の難しさと制限時間に付いていくのに苦労し、「子供を追い込んでまでの受験はしない」という基本姿勢が、飛んでしまいそうになりました。

行動観察の日は、子供(受験生)同士の中で、どのように行動するかをシュミレーションし、課題を明確にします。入学後にお友達とのコミュニケーションが取れるかどうかは1つの大きな合格基準だと感じました。

工作の日は、グループで巨大制作を行います。制作技術の向上も期待できますが、他の受験生と相談しての共同作業を行動観察する学校もありますので、そのような学校を受験する場合は、受講をお勧めします。

Vol.1でも書いたように、夏以降、平日の送り迎えやイベントがぎっしりです。共働きのご家庭にとっては、仕事との日程調整が大きな課題となります。
コース選択の作戦の一つとして、まずは受験する可能性のある全ての小学校の試験科目を確認してから、受講コースを決めるという方法があります。または、受験しようとする小学校に必要なコースを受講しないことは、リスクが大きいと思われますので、それぞれのご家族の負担を考えて、受講できるコースに沿って受験校を決めるという方法もあると思います。

受講コースの選択は、合否に影響するのはもちろんですが、準備期間中のご家族の在り方にも関わる問題ですので、コース選択や受講中のサポートにも父親がしっかり参加する必要があります。

【情報満載でしたね。次回は『家庭での学習について』です。どのようなお話が伺えるか楽しみです!】

その他「父親講座」に関する記事一覧

pagetop