年長・夏期講習Ⅰ期を終えて | 新百合ヶ丘教室からのお知らせ

「夏を制する者は受験を制する」
それは小学校受験においてもあてはまります。
年長児のこの時期の仕上がりは、合否に大きく影響します。

新百合ヶ丘教室では、
　「自分の考えや思い」を 自ら相手に 言葉で伝える
を第一の目標に4日間の講習を行いました。
コロナ禍でマスクを常に着用していることもあり、お子様のコミュニケーション能力が例年と比べ劣っていると感じています。相手の顔半分が隠れている状態では、感情を読み取ることや気持ちを想像することが難しくなります。だからこそ、自分の考えや思ったことを、はっきりと言葉に出して相手に「話す・伝える」ことが大切になります。
講習の中では、3日間連続で「宇宙の絵」の制作をしました。始めに、宇宙についての紙芝居を見て、お友達同士感想を言いました。
「宇宙人って本当にいるのかな？」
「氷でできてる星もあるんだよ！」
「大きくなったら宇宙飛行士になりたいなぁ・・・」
想像が膨らみます。
次に、それぞれの頭の中に描いた宇宙を絵にします。誰が何を描くのかは、グループのお友達と相談して決めました。宇宙人やロケット、ＵＦＯ、惑星など模造紙いっぱいに描きました。
描いた絵を15～20ピースのパズルになるよう講師が切り分け、お子様達が再構成して完成です。
絵を描くという表現力はもとより、お約束を守り、集団の中で話を聞く、話す、自分で考え動くといった行動観察重視のカリキュラムです。この講習での経験は、秋の入試に生かされることでしょう。

夏休み後半からは、これまで学んだことを定着させ、合格に向けて磨きをかける大切な時期になります。夏期講習Ⅱ期（8/17～8/21）も元気にがんばりましょう！