二子玉川教室からのお知らせ
小学校受験コース 第一回公開テスト会を終えて《今後の課題について その2》
《今後の課題について その2》
今回は絵画制作のテストについてお伝えいたします。
1月のテスト会は「お餅つき」の絵を描く課題でした。
指示通りに切り抜いた臼を貼り、お餅つきをしている自分を描きます。どう描けばいいのか難しいと感じている様子の子もいました。
返却された絵をご覧になり、保護者の方は「もう少し描けるのではないか…」と思われたのではないでしょうか。
◇本日の絵画造形コースの授業内容です。
11月より、人の身体、手足の動き方をよく見て表現する、顔をよく見て表現する授業を行ってきました。今日は走る、跳ぶ、投げるポーズをよく見て、筆を使い一気に描き上げる課題です。
でもちょっとその前に!! 先生から、先日の公開テスト会の絵画についてお話がありました。
「皆さんは、ここで人を描く練習をたくさん頑張って、始めはなかなか描けなかった子もとても上手になってきましたよね。なのに、この前のテスト会では、どうして同じように描けなかったの。」子ども達は、きょとんと首をかしげています。
「絵画の授業のときに、先生に言われたことを思い出してほしかったです。お餅つきだから、身体をどんな向きに描けばよかったのかな。手はどういう動きになるかな。お教室でどんなふうに描いたか考えましたか?」
お話を聞いて、描いてみるとテストの時よりずっと上手に描け、満足そうでした。
絵画でも一番大切なことは指示の聞き取りです。作業の順を想像し、自分事として聞けないと、たとえ絵が得意な子でもすぐに取り掛かることは出来ません。「家では描ける。」は通用しないのが現実です。そして実際の入試で一番難しいのは「これはお教室でやった。」と思える応用力を持てるかどうかです。
さて、今後の対策は、絵画造形コースで体験を積み、本番力を備えていくことです。
家庭では、先回りして教えることを控え「自分で考える」ことを優先してみましょう。
時には、敢えて失敗させることも大切です。始めから上手にできなくていいのです。自分一人でやり遂げた時の達成感は子供のやる気を育て、次の挑戦に挑む原動力になります。失敗して嫌いになっては困ると常に助けていては、本番の入試で困るのはお子様本人です。頑張っていることを認めて、励まし、やり切った時に一緒に喜び、たくさん褒めてあげてください。今後のテスト会の結果がどんな時でも子供を信頼することです。すると子供は安心して、学ぶことを楽しめるように成長することでしょう。ご一緒に頑張りましょう。
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