小学校受験・幼稚園受験ブログ
富士チャイ日誌
小学校受験準備いつから始めるのが良いですか?
2024年02月03日
年少児から受験準備を始める理由
・受験準備はいつから始めるのが望ましいのでしょうか?
・最短でいつから始めれば間に合いますか?
・今からでも間に合いますか?
保護者様から聞かれることが多い質問です。こんな風にお答えします。
・最低でも受験の1年前から始めるのが望ましいと思います。
・今からでも間に合いますよ。志望校はどこですか?
・早生まれの方は出来るだけ早く始めた方が、お子様の負担が少ないですよ。
小学校入試は年長の秋に行われます。年少になったら受験の準備を始め、余裕をもって2年間くらいかけて準備をするのが、お子様の負担が少なくて良いと思っています。お子様の成長に合わせて、その時々に必要なことを学び、積み上げていくのが良いでしょう。
でも、保護者の方が出来るだけ最短距離で、費用を掛けずに、良い結果を得たい、と考えるのは当然のことだと思います。何事もコストパフォーマンス・タイムパフォーマンスが問われる世の中です。効率良く行いたいところです。
小学校受験の入試問題は幅広い常識問題が出題されます。豊富な語彙力も問われます。なにより人の話を正確に聞く力が求められます。人生経験の少ない、まだ季節を意識して過ごしたことが1年あるかないかの幼児にとって、抽象的な思考は難しく、目の前にあるもの、目の前に見えるものを使い、具体的に説明されて初めて理解することが可能になります。多くの常識問題も自分の体験と照らし合わせて初めて理解することが可能になります。大人のように、目標を決めて短期間でギュっと詰め込んで、試験当日にその力を遺憾なく発揮する、といった技は使えません。ある程度、時間が必要なのです。
1月に行われた公開テスト会の平均点が、年中受験コースから積み上げてきたお子様と、昨年の秋からスタートしたお子様では、10点近く点差がありました。特に数量に関しては2点近く、常識と絵画制作では1.5点近くの差があります。記憶力や態度点の差は小さかったです。
もちろん、今から努力次第で挽回は可能です。余裕をもって始めたお子様も油断は禁物です。1点差で合否が分かれる入試です。さまざまな体験を通して、しっかりと学んで欲しいと思います。
年少児から受験準備を始めるアドバンテージがはっきりと表れた、第1回公開テスト会の結果でした。
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