小学校受験・幼稚園受験ブログ
富士チャイ日誌
自分で考えて、自分で動く!
2021年04月01日
小学校受験コース春期講習の運動指示講習が終わりました。運動指示講習の3日間では神奈川総合体育研究所の原先生にご指導いただきました。
原先生はとても優しい先生です。でも、子どもたちの成長のために、敢えて厳しく指導していただくようお願いしています。
一つひとつの運動技能については、丁寧に分かりやすく教えていただきました。厳しく指導していただいたのは「取り組み姿勢、自ら聞いて、自分で考えて、自ら動くこと」です。
先生:誰が聞くの?誰がやるの?
子ども:自分…
先生:先生はなんて言いましたか?
子ども:思い切り早く走る…
先生:ちゃんと聞けているよね。じゃあなぜやらないの?それがあなたの思いっきりなの?あなたの身体でしょ。自分で動かさないで誰が動かすの?やるのは自分ですよ!
講習中の様々な場面で、原先生が声を大にして子どもたちに言い聞かせていたことです。3日間の講習で自覚が出て、見違えるように考えて動けるようになった子どもたちが大勢います。今週のレギュラー授業で一皮むけた子どもたちの様子が見られました。
子どもたちは話を聞けているのです。それなのに自ら進んで動こうとしないのです。人の様子をキョロキョロ見回してノロノロ動きます。自ら動くことを怖がってためらっているようにも見えます。それは日頃、保護者の方が心配して先回りして、手出し口出しをしているからです。自分で聞いて、考えて、自信を持って子どもが動けるようにするためには、先回りして手出し口出しをしないようにしなければいけません。
授業見学をしていただいて、そのことに気付かれた保護者の方も多いと思います。せっかく春期講習の運動指示講習で身についた力を、ご家庭に戻った途端に失ってしまいませんように。もとに戻ってしまいませんように。
自分で聞いて、自分で考えて、自ら動ける自立した子どもの姿を目指してまいりましょう。自分で聞いて、考えて、自ら行動に移し、頑張ったときは、たとえ少しくらい間違っていても、「よく考えてやったね!」と褒めてください。
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