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入試への準備(教務からのアドバイス)Part2第一回講演会2007より
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<あなたのお子さんは思いっきり遊べますか?/「行動観察」>
特に、自由遊びで子どもたちの遊ぶ様子を見る考査が増えています。 「〜しなさい!」と言われれば出来るけど、「好きにしていいよ」と言われると何をして良いかわからない。という子もいます。活動的な遊びであれ、静的な遊びであれ、楽しむためにはある程度それが出来ないと面白くない。ゲームのルールーを理解して楽しめるか。出来るようになるには「繰り返し集中する粘り強さ」が必要となるのです。
★上手に遊べる子、本気で遊べる子は、勉強においても伸びる子です。 ★人の話が聞ける子は、自分を表現する言葉を持っています。
学校の校風はそれぞれ違っても、学校が求める子供の共通点はあるようです。 その証拠に合格者の掲示を見て下さい。合格する子はいくつもの学校に受かっています。
<学校はどんな子に入学してほしいのか> ×学力のみの子は、高学年になってトラブルが多くなる。 (これを行動観察でチェックしたいわけです) ◎協調性、人とのかかわりの良い子⇒素直で柔軟性がある⇒後々伸びる可能性 ◎特殊技能より、バランスよく育っている子 ◎最後まで頑張る粘り強い子 ←忍耐力がない子が増えているからでしょうか。 ◎人の話が聞ける子 ◎感性の豊かな子、自分の頭で考え判断する力を持っている子。
<どんなお母様が合格を手にするのか> 以前、有名な将棋の棋士が、「勝利の女神が微笑む人」というのをあげていて、私はそれが合格を手にするお母様と似ているなと感じたことがありました。 「合格」することだけが「勝利」とは限りませんが・・・。今それが一つの目標とするなら、まず。 ◎一生懸命な人 ← 情報に振り回されず、自分の信念でまず行動できる人。 ◎謙虚な人 ← 自分のお子さんを客観的に見ることが出来るか。 ◎ユーモアのある人←子供を追い詰めず救える「ゆとり」があるか。
「小学校受験」は親にとっては大変厳しいものだったが、子供にとっては決して厳しいものではなかった・・・と言われたお母さんがいました。素晴らしい言葉だなと思いました。 お子さんの将来を考え、受験をしようと決められたのはご両親。その受験をお子さんにとって辛いものにするか否かは、ご両親の気持ち一つで決まります。 熱心なお母様、お父様が増えているのは、大変ありがたいことですけれども、必要以上の杖を子供に与えぬように、最後はお子さんを信じて送り出す「見えない杖」となってほしいと願います。 そして、私共チャイルドの教師は、ご両親以上にお子様の合格を願う、頼りになる1本の杖です。何卒教師の苦言にも耳を傾け、一年間お付き合い頂ければと思います。
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