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■子育て宝箱〜その2


子どもと絵本知的育児


子どもにとって絵本は一種のおもちゃです。ですから、よほど興味のある内容の物や面白い物などでないと、自分から進んで絵本を手にすることは少ないかもしれません。

子どもは大人と違って1つの事に集中していると、他には興味が行かなくなります。ですから、興味あるものから無理に引き離してまで絵本を見せる必要はないと思います。但し、絵本が子どもに与える影響は大きいので、なんとか絵本を好きになってほしいと願う親の気持ちも当然です。

特に知的好奇心を伸ばし、豊かな感情を育てるために絵本は大きな役割を果たしています。それでは、無理強いでなく絵本が好きな子どもになるように、親はどんな配慮をしたら良いのでしょうか。

  絵本は幼児に読ませる本ではなく、大人が読んであげる本です


高価な絵本や沢山の絵本を与え置いておけば、子どもは絵本に関心を持つようになるでしょうか?子どもは大人が絵本を読み聞かせるという経験を積み重ねることによって、内容を理解し、心の世界を広げ、次への興味を呼び起こしていくものです。絵本の世界に子どもを誘うのは、母親や、父親の大切な仕事であると自覚することが必要です。

  子どもの好きな本を繰り返し繰り返し読んであげることが大切です


絵本は、子どもに苦痛を与えたり、教育的なものとしてとらえるのではなく、純粋にその中に入って楽しむべきものです。ですから、今子どもが関心を持っているものを取り上げている絵本から入っていくのが良いでしょう。例え、それが乗物図鑑や虫の本であっても構いません。そのうち、それらを主人公にしたお話に必ず関心を持ってくることでしょう。親子で同じ絵本を楽しむという事は、共に同じものを分かち合うことにより、心と心の通い合い、親近感、安心感、満足感等を生み出します。

  絵本を読む時間帯も考えましょう


忙しい時や疲れている時などに、同じ本を何度も読むのは大変かもしれません。絵本を読むときは時間帯も考えて、親子ともに気持ちがゆったりとしている時を選んで読み聞かせてあげるようにしましょう。子どもはとても敏感です。手抜きはすぐに見破られてしまいます。

  子どもの話を聞き出しましょう


読み聞かせの後、子どもの話を聞いてあげる時間をとるようにすると良いでしょう。
絵本で感動を受けた子どもは、その感動を自分の経験や、思想と結びつけて色々と話してくれるものです。この時こそ子どもの心をのぞくチャンスにもなりますし、親子の心の交流の場となります。

読み聞かせについて

  絵本は、大人が子どもに読んであげる本です


絵本を通して、子どもに多くの喜びと楽しみを与えることが出来れば、将来子どもが成長した時に、自らの幸せをしっかり築き上げ、またそれを多くの人に分かち合える人間に育ちます。

  絵本は、子どもに言葉を教える橋渡しをしてくれます


子どもは、母親や父親が語りかける言葉を耳で聞いて言葉を覚えていきます。そして語り手の言葉と一緒に、人間の豊かな喜怒哀楽の感情や人間らしい心を育てていきます。

  絵本は、豊かな言葉の宝庫です


絵本の中には、作家や詩人が選び抜き、工夫を重ね考え抜いた、心を込めた言葉が詰まっています。それを母親が自分の声で、自分の言葉として口から語ることが出来るということは、聞いている子どもにとっては一緒に絵本の世界を旅する気持ちを呼び起こします。その経験は、後になって心の奥深くに刻まれて残り、母親の優しい声と言葉が、子どもたちにとって未知の世界に踏み出すときの後押しとなり、安心感と自信を与えてくれます。

  絵本は、親と子を結ぶ心の広場です


読み手である母親がその絵本に共感し、感動すれば、聞き手である子どもにそのまま伝わり、子どももその感動を実感出来る豊かな感情の持ち主に育っていくはずです。

*ご紹介した内容は、現在、私ども富士チャイルドアカデミーのチャイルドクラブコースにて、毎月の「母親講座」のなかでお話させていただいております。

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