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■私学の安全対策について〜その2


神奈川相模原市・藤沢市・大和市・川崎市


アンケート質問項目
@当日の対応
A翌日からの対応・連絡
B保護者を最も安心させた対応
C安全対策について

■ 相模女子大学小学部
@地震発生時、本校は児童が全員学校で授業や学級指導中でした。
1.地震発生直後
・全校放送で机の下に入ることや防災頭巾を被ることなどの指示を出し、揺れが収まってきたタイミングを見て、大グラウンドに避難し、校庭で待機。
・緊急時一斉メールで「子どもたちが全員無事であること、グラウンドに避難していること」を発信。

2.余震が収まってきた頃
・全員体育館に避難。
・メールで子どもたちの無事と家からお迎えに来て欲しいとの連絡を発信。同時にホームページでも、体育館での様子を画像で掲載し、お迎えの要請を掲載。

3.夕食 おにぎり 豚汁など配布
・ホームページに全員の画像を掲載。ホームページで安否が確認出来るようにした。

4.大学 和室に移動しそこでお迎えを待つ
・一斉メールで待機場所の案内や学校周辺の道路状況を発信。

5.毛布を配布し、宿泊する子どもは就寝。(監督教員を配置)

6.夜間は交代でお迎えの保護者に対応。

7.朝ご飯の配布

8.朝7時頃全員下校 教職員も解散(15名が学校宿泊)

A
・翌日から臨時休校に入り、保護者には一斉メール及びホームページで連絡。
・自宅学習の課題をホームページからダウンロード出来るように掲載。
・そのまま春休みにすることを決定し、終わらなかった学習単元等への対応を春休み特別授業(4月5日)を行った上で、新年度、土曜日や夏休みを短縮して補うことをホームページに掲載。
・卒業式は卒業生全員と在校生希望者で実施。投稿は保護者同伴とした。
・3月24日より3日間、通知表や荷物を保護者と一緒に取りに来ていた。

B
・地震発生直後から、子どもたちの無事や避難の様子を一斉メールで迅速にしかも継続的に情報を伝えたこと。
・体育館に避難している子どもの様子を画像で直ちにホームページに掲載したこと。また夕食を食べてる様子も画像を掲載し、画像は大きな画面でも見られるようにして子どもの安否が画像で確認できるようにしたこと。
・地震発生後、子どもたちの安全を守るために学校に待機させ、先生方が総力を挙げて、夜遅くまで子どもたちの世話をしたり、帰宅できない子どもと一緒に泊まるなど、先生たちの献身的な姿勢が感謝された。
・子どもたちが安心して学校で過ごせるように乾パンやおにぎりなどの食料や毛布などの寝具、畳の宿泊場所を確保したこと。
・広域避難場所になっている広い大学グラウンドがあることから、家にいるよりも安全であると言われました。

C
・防災マニュアルを作成し、緊急時の避難態勢がしっかりとれていること。
・消防署の人を招いて指導して頂くなど、日頃の避難訓練をしっかり行っていること。今回も子どもたちがパニックになることなく、全員が無事に避難できました。
・大学本部と連携し、学園をあげて対応していること。
・耐震がしっかりとしていて校舎などの建物に一切損傷はありません。

■ 湘南学園小学校
@全員を一教室に集めて待機させた。全校保護者には、一斉配信システムで連絡し学校の状況を伝える。
 藤沢駅へは、数名の先生方が迎えに行く。途中の児童を学校に戻す。
 駅から連れ帰った児童も含め、全員学校で待機させ、保護者のお迎えを待つ。当日の深夜1:00に最終保護者が引き取りとなる。宿泊する児童には、毛布、食料など配布する。
 
Aすべて、配信連絡を行う。翌日から休校とし、次年度始業を予定通りにした。

B一斉配信システムにより、全保護者に連絡出来たことが、非常に保護者から感謝された。また、残留児童を保護者がお迎えに来るまで待機させたことも良い判断とされている。
 教職員が一丸となって、迅速な処理、対応が出来、チームワークの良さを感じて頂けたと思う。

C新校舎も、教室棟が完成し、耐震性も高い。また、海に近い学校であるが、海抜6.5mの地点にあり、3階に避難することで10mの津波にも対応可能である。今回の地震でも地域の方々が非難されてきており、地域の方々の評価も高くなっている。


■ 聖セシリア小学校
@3月11日、校舎内・体育館内の児童は教師の指示に従い、無事避難した。日ごろの避難訓練通り、報道の指示に従い、校庭に集合、点呼。
 恐怖から泣き出す子どもも数人いたが、怪我もなく、無事であったことが何よりであった。
 
 1・2年生のみ授業が終了し、既に学校を出た児童もいたので、最寄り駅である田園都市線・中央林間駅と、小田急線・南林間駅まで教師が直行し、歩いていた下校児童を学校まで引率して引き返した。既に電車に乗った児童は直後から家庭と連絡を取り合い、早い段階で全員無事の確認をした。

・教職員で校内の安全点検を行い、損壊がないことを確認後、校内にいる児童を講堂に集合させた。
・その後、保護者の迎えを待ち、児童引き渡し訓練通り、引き渡した。
 21:00段階で迎えが困難であった児童12名は学校内に宿泊。翌日までいた児童5名もam10:30に引き渡し完了。最終の引き渡しまで、教職員は学校内に宿泊して待機した。
・当日の連絡は、緊急時一斉配信システムとともにホームページのブログを使用した。電話は不通でも、インターネットの回線は繋がっていたため、ブログでの連絡が効果的であった。

 11日夕方、引き渡しを待つお腹がすいた児童57名にパンと飲み物を配布した。1年生から順番に配布したため、6年生に配り終わるまで、子どもたちは食べずに待っていたことが印象的であった。

A
・翌日より、児童は休校。職員は校舎内の安全点検を実施した。
・連絡はホームページのブログと一斉配信システムを使用した。
・携帯電話よりインターネットの対応が早い場合が多かったので、インターネットブログを携帯電話でも見られるようにして連絡の徹底をはかった。
・3月19日の卒業式は6年生とその保護者と教職員のみで実施した。

B
*地震後、早い段階で一斉配信システムとホームページのブログにて学校内の児童の様子の情報を発信した。
(1)児童が無事であること、
(2)校舎に損壊はないこと、
(3)児童は講堂でDVDを見て皆落ち着いていること、
(4)現在の待機児童の人数、
(5)夕食をとったこと、
(6)迎えに来られない場合は学校で安全に保護し宿泊させるので安心してほしいこと。複数回にわたり情報を発信した。このことは保護者に安心を与え、感謝をいただくこととなった。

*また、教職員が学校待機の児童が不安にならないように、腕相撲をしたり、しりとりをしたりして気持ちを和らげたり、宿泊した低学年の児童には添い寝をしたりした対応も良かったと考える。

C
・災害時の児童引き取り訓練の実施。
・方面別一斉下校訓練の実施。
・緊急時の食料と飲料の備蓄、コンパクトブランケット、宿泊用毛布等の備蓄。
・緊急時一斉配信システムの導入。

■ 洗足学園小学校
@校内児童は、放送による指示と教員の指示で、校庭に集合。人数確認の後に、しばらく待機。常に行っている避難訓練と同様の動きができました。
 幸いにして、下校していた児童は少数で、急いで駅に走った教員により、全員校舎に連れ戻し、確認ができました。

A夜遅くまでかかりましたが、当日中に全保護者と連絡がつき、お迎えをお願いしました。学校に宿泊することになった児童が、約30名いましたが、非常用の毛布、水、食料と買い出ししてきた菓子類、また近隣の保護者の方からの差し入れなどで無事に過ごしました。
 翌日、午前中には全員が帰宅できました。電話の繋がりにくい保護者のために、「音声情報サービス」を設置しています。

B今回は幸いにして、水、電気、等のライフラインは無事だったため、大きな混乱はありませんでした。本校の校舎は、震度8程度まで耐えられる設計がなされていて、校舎内は無傷でした。
 常備してある毛布、水、食料のセットの大切さをしみじみと感じる出来事でした。
 また、すぐに児童全員を校内で収容できたことは保護者の方にも「学校にいれば安心」というお気持ちになっていただけたようです。

C4月1日から、新HP内で、学外、在校生の方への告知ができるようになりました。今後の(1)電話連絡(2)HP(3)音声情報(4)メールの一斉配信(準備中)といった手段で、ご家庭への連絡ができます。
 また、改めて本校校舎の耐震性強度が立証された出来事でもありました。

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